可不可のお気に入りの歌一覧
(一花)
ワタシ、アタシたった一文字決めかねてアイデンティティを往ったり来たり
12
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みゃんみゃん
妹が 義理だからねと チョコをくれ 君が義理なら どんなにいいか
4
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詠み人知らず
腰が痛い膝が痛いという母に良薬のなき核家族の世
3
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角谷守
「美しい日本」に生まれ 川端を歩いていまも「私」を探す
17
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瞳子
お酢のことを考えている時間はしあわせ早く私を殺してほしい
2
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ひろを
背の高き君に着せたし黒繻子のくるぶし届く長きマントを
6
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宮岡絵美
あのひとは男だけれどもしそれが女だつたらと考える午後
4
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鷹枕
韻律に抗へよ私を疑ふ如く 黒罌粟畑に幾体かの雌雄両性像
5
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すばる
海岸で拾ったピンクの貝殻を並べて子等は店員ごっこ
19
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野々花
叩きすぎパンパンになった手を眺め若くないなと改めて思う
12
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詠み人知らず
女子たちよ国家機密を洩らそうか 男子は常に ぷよぷよが好き
11
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詠み人知らず
なんとなく同じ波長の優しさを 持ってる人が集まるんだね
35
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篠原七
透明なモラトリアムの先までも飲み干せるほど透明であれ
5
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詠み人知らず
才能があるねと 人を妬むは愚 センス即ち知識量なり
12
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葛山葛粉
知りたくはなかったんだ 深海にやさしいひとの墓場があると
3
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松本直哉
潰走の五六騎いそぐ近江路の比良の高嶺に雪はふりつつ
3
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滝川昌之
汐風が麦わら帽子をくすぐって焼かないはずの肌ほてりだす
25
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枯葉
足掻いても超えられない年の差は先逝く未来は消沈の種
3
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滝川昌之
空蝉となって静かな子の部屋で二十余年の子育て偲ぶ
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藤久崇
ちはやぶる 神代を言いし 上人の 御祖の跡を 辿らざるとは
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