詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
うすべに
風起こる すすき揺れれば月うさぎ 墨絵の雲の切れ間にはねる
14
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詠み人知らず
本心を言えばすっきりするものか苦しくなるね凪のお暇
2
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詠み人知らず
役割や義務ではなくて「お仕事」と割り切る事だ母との対峙
1
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夢士
厚き雲十五夜の月隠しをり月見飾りの芒も寂しげ
15
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吉野 鮎
しろしろと玻璃戸入りくる中秋の月に滿たされ病床に眠る
18
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松本直哉
ものおもふ身を深草のつゆしげみさびしききはみ手折りてぞ来し
3
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灰色猫
初恋は横顔だけを見つめてた恋の仕方をまだ知らなくて
18
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へし切
雲居なす心もしのに月影の 今宵この月 仲秋の月
17
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夢士
言うまいと思えど美酒に酔いしれて昔話に花咲か爺
15
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横井 信
草むらを気ままに踊る秋の蝶 湿った風にそっと流れる
11
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灰色猫
切なさを癒やす言葉を求めたの恋の歌では満たされないの
21
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滝川昌之
窓に寄せ活けた芒が乞う風よ雲をはらえと待つ望月夜
17
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詠み人知らず
草の香をまとゐて小犬驅けめぐる名殘の夏の夕風やさしい
15
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詠み人知らず
にわか雨の土砂降り川面に音をたて夏のさざめき流しゆくごと
14
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詠み人知らず
偲ぶ秋この花好きと野紺菊手折りて君の名つぶやいてをり
15
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へし切
君をまつ虫の音聴きつ 秋の夜をひとり淋しみ 夢路を通ふ
13
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横井 信
畦道の枯れ草踏んだボロ靴でひかりを連れて乗り込む電車
10
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夢士
中秋の月の灯りに導かれ先逝くきみを見送りて今
12
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千映
貫禄は歳と体重それだけで収まらずして陽気な暮らし
9
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千映
水たまり歪んだハートに信号の三色映る移り気な恋
9
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