詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
へし切
臥し侘びぬ 浮き寝に君を思ひ草 枯れにし後も 逢はむとぞ思ふ
25
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KEN
北の地の かほり微かに 川霧に 溶け落つ鳥の 聲を聞く朝
15
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詠み人知らず
朝戸風 桂花の香り運びきて そこはかとなく 明けぞ清しき
17
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詠み人知らず
書くことの源流のきもち拾えたら眠る彼へとさくら教えよう
10
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煩悩
汝が秋の狭間をくぐる鳥なれば一羽となりて共に渡らん
7
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石川順一
シソ、コキア、草原、何か分らぬ木殆どコキアだった頃はも
10
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石川順一
ススキ原既に刈られて草原に隣の泥沼トンボが産卵
16
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横井 信
気持ち良い朝の空気を吸い込んでさあ、駆け出そう 実りの大地
11
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横井 信
柔らかく雲はただよい青空の風の谷間を僕へと告げる
10
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KEN
つつやみに 抱かれこすもす すべもなく ふけ行く小夜に 花濡らすかな
18
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ひよこ豆
道路わき急ぐ車を見送ってススキのんびり風を楽しむ
19
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詠み人知らず
憐れにも如何ほど妬くや 醜くかり 常軌を逸する者 恥を知れ!
12
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幸子
テーブルの木目のゆかし 規則的に拡がりつつも揺らぎたたえて
17
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煩悩
一見さんのまぶたのうらに暖簾があるよう今夜も食器を洗う
7
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秋日好
さわさわと風に吹かれる柳枝条心を縦に割いては残る
17
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詠み人知らず
折れし赤きダリア一輪水差しに可憐に綻び野分忘るぞ
8
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藍子
秋風にそよぐコスモスゆらゆらと淡い色して誰を待つのか
25
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滝川昌之
山肌が薄く色づく十月の入日に点る家の灯 温し
21
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滝川昌之
あちこちの屋根で古木で作業着が野分の始末 汗ばむ一過
26
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灰色猫
灯籠に誓いをひとつ灯します君の分まで生き抜くために
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