サヤのお気に入りの歌一覧
へし切
秋空に白き木槿の一日花 清しくもあり 愛しくもあり
22
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灰色猫
白猫はときどき神の使者であり自由気ままな湯たんぽである
25
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石川順一
帰り来て郵便ポストに広報誌ガス代請求二枚にわたり
14
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inosann
何気なく「元気です」の曲聴きながら乗らない気分を左右に揺らす
25
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詠み人知らず
スカートを履かねば夫が浮気する 相手は妻より不細工らしい
14
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滝川昌之
雨ごとに小さくなった夏の背をおくる茜はトンボか空か
23
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灰色猫
囚われのライオンたちは喉鳴らし時に猫よりごろごろごろと
15
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ながさき
苦を消して 楽を与へる 哲理あり 心の扉 開きて観れば
35
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石川順一
「関係の絶対性」と吉本が言って居るのか叫んで居るのか
14
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真雪
言の葉を 研ぎ澄まそうとする様は デッサンにも似て 詠み詠い詠む
6
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真雪
夏バテで 倒れてる間に 秋来てた 殺意を緩めた 陽射しが教える
8
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へし切
お話はできないけれど知ってるよ開く絵本に目をかがやかし
25
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へし切
夕されば照り残る日はかたぶきてもの思ひおればひぐらしのこゑ
26
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灰色猫
迷ったら楽しい道を選ぼうよ苦しみなんか縛られないで
24
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灰色猫
波際で戯むる君の足跡をひとつふたつと拾っていくね
20
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滝川昌之
ネガフィルムケースに詰めた朝顔の種はまた来る夏の被写体
26
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吉野 鮎
哀しみは六條御息所の裡の戀青き果實の透明に搖れ
18
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吉野 鮎
法師蟬のこる命をつくつくし薄らふ夏のこころのこりに
16
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吉野 鮎
汝が笑みは青き檸檬の苦みもて愁ひの湖の蒼に沈みぬ
15
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藤久崇
くたちゆき 石根に落つる 夏蝉を 末に鳴かしむる 雀の子かな
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