万陽のお気に入りの歌一覧
高松 蓮
寒いから 腕振り走って 行こうよと 吾子と風切る 登園の朝
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絮谷新
朝靄のロマネに貴腐の香を聞けばきぬぎぬ告ぐる聲はものかは
20
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inosann
生涯で本命チョコを二度もらう中学の時と二度目は妻に
20
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詠み人知らず
午後五時の窓辺いつしか明るくてふと何色の春かと思う
29
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まあさ
消毒の 匂いに包まれ 臥す夫を 見ていた去年の バレンタインデー
24
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藤久崇
遠山に 積む雪を峰に 眺めつつ 降れば匂う 山下の梅
25
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コーヤ
梅の花 吹き荒れる風 耐え忍び 明けのひかりに 喜びの笑み
23
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コーヤ
サラダ盛り エディブルフラワー 散りばめて 花咲く森を 楽しみ食わむ
23
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まあさ
今日の日を 惜しむかのように 輝いて 夕日はゆっくり 山へと沈む
27
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詠み人知らず
さりげなく書類に印鑑押すように君の差し出す婚約指輪
29
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滝川昌之
初午で余ったいなりが弁当に 残り福だと笑って食す
25
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千映
吾に今薬や墓は欲しくない優しさという見えぬもの欲し
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千映
レコードの擦り切れた溝埋めるのは透明な君の情熱だけかも
16
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inosann
誰しもが人生で一つ二つの重き荷背負う 吾の病気も
26
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水上基
「満月がついてくるよ!」といつの世も子供の世界は天動説で
39
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灰色猫
ご先祖を乗せては駆ける精霊馬いつか乗りたし茄子と胡瓜や
25
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inosann
配置薬は農業に似たり土たがやし時季みて種まき収穫するごと
17
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千映
永年に積み上げてきた自信さえたった一人の声で崩壊
21
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まあさ
言の葉を 探し選んで 紡ぎゆく しばし痛みを 忘れる時間
24
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みやこうまし
短歌詠むことは生のパホーマンス私は人生を短歌している
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