栞のお気に入りの歌一覧
市川ありさ
柔らかな枕に頬を押し付けて想いひとつを噛み殺す夜
15
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みやこうまし
雪降らず冬の化粧もままならぬ京の洛趣は春待つのみや
17
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七色コイン
寂しさも哀しみもみな包み込み列車は何処に行くのだろうか。
18
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市川ありさ
裏切っていることもある嘘もあるそれでも愛があるから困る
19
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夜考宙ん
静寂が夜風纏いて蹂躙す住宅街を野良猫が行く・・
8
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紫草
義母の棲む孤独の洞の瑠璃色を夜ごと訪ねし客人のあり
21
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佐々一竹
年齢を気にしなくなる歳になりゆったり広い空が暮れゆく
8
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はな
新しいことなんかない これからもわたしがわたしでいられますよう
11
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白亜
あへぬ夜のいびつな月に照らされて ことばの森をただ歩みけり
12
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モニカ
またねとか元気でねとか繰り返し特急電車はまた過ぎて行く
13
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まるたまる
中指でロックグラスをかき混ぜた君は誰かを思い出してる
13
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西村 由佳里
君の目を のぞきこんだら 私いて 笑ってみたら 君も笑った
10
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かぐら
わたしからあなたへ架かるこの橋は渡った後で、燃やして、落とす
12
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由良
あの人が見せてはくれない本音とか照らしてください お月さま今
10
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詠み人知らず
お互いに日々少しずつ老いながら 行ってらっしゃい お帰りなさい
112
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氷魚
何気無く投じた一石重すぎて波紋に自分までもが溺れて
4
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紫草
冴えざえと月に照らされ影おとす 音なき世界夜は群青
15
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たかはし
どうしてよ昔読んでた絵本にはつらい「すき」など書いてなかった
8
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山本克夫
走る朝むかい風から脚力の意思を問われる 負けたくはない
7
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村木美月
心配をされることには慣れてなく長女はいつも規則正しい
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