西村 由佳里のお気に入りの歌一覧
みやこうまし
紅白の花散りばめる梅や梅 つらなる陰に人の波立つ
18
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詠み人知らず
来ぬ春を乞うるが如く白鷺は陽だまりに立ち青空あおぐ
12
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薄荷
黄昏の暮れ経つ道に点々と山茶花落ちて接吻したり
14
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inosann
サワサワと音を奏でる木々の葉がいま吹く風の声を聴かせて
25
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小林道憲
さくさくと沓の音のみ響きたり 神遷るらし闇の静けさ
63
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片井俊二
木の枝に巻きつけられたマフラーは小春日和に冬を集める
6
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へし切
風なくも命尽きるを悟るがにぽとりと落つる花ぞ哀しき
43
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如月弥生
嘆くのは望むことのみ多きゆゑ足るを思へば喜びの湧く
3
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横雲
音もせでふれるをながむ春の雨身のぬれきぬを人や知らまし
4
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ゆうくん
花びらは 空に小さな旅をする 風のふらここ降りて大地に
2
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詠み人知らず
ポケットの中でつないだ手のひらに育む春の小さなつぼみ
25
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河のほとり
海人のごと袖は濡れつつあはれ身は沖の霞にまよふ釣舟
9
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詠伝
したためた官製はがきじゃ足りなくて白いうさぎを添えて出します
20
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へし切
風立ちぬ春は名のみの寒さにも芽吹く梅の枝生気の満つる
26
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へし切
夕されば米磨ぐ水の冷たきにふと思い出づ妹が霜焼け
30
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田中ましろ
行くさきを雲にたずねてしばらくは誰のものにもならないわたし
23
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横雲
面影のにほふ三千代の桃の花下にかよへる人ぞ恋しき
4
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へし切
春なればつれなく過ぐるよはいとて吾も詠みたし忍ぶ恋歌
34
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inosann
ひかえめに蜜柑の花が葉に隠れちいさなつぼみ膨らませており
23
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桜園
五分咲きの梅の小枝にやどりたるしずく凍りて朝陽に光る
33
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