灰色猫のお気に入りの歌一覧
朔夜
万光年先より届く伝言は「おごれるものは久しからずや」
7
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石川順一
雨の日はランチでクリームオムレツを食べた後には遊技場行く
7
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石川順一
イヴの日に最も弱き我なれば樽に林檎を入れて蹴飛ばす
10
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藍子
人生でたった一度の初恋は年輪重ねまだ思い出す
21
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恣翁
岸洗ふ潮の寒く 埠頭訪ふ 行楽の客 跡を絶ちけり
14
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千映
新婚の旅行で買った木彫り熊我が家飛び出しどこでどうして
13
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詠み人知らず
初夏の風 身に受け歩く コンビニへ 向かふ徑には 深き闇の背
12
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沙久
思い出を振り返るのは感傷じゃないの大事な存在証明
18
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沙久
初夏の風吹き抜けたならペンをとりあなたに青い手紙を書こう
29
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コタロー
ひらひらと紋白蝶が飛んでゐるここの畑の作物食べたし
5
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コタロー
草拔きの頑固な草と格鬪す拔ゐて驚く牛蒡のよな根
5
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コタロー
その家の前を通ればピアノの音「子犬のワルツ」夢見て彈きぬ
6
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コタロー
登校の黄色い帽子賑やかに屋根の雀が眺めてゐるよ
6
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滝川昌之
肩すかし朝のポツリに背伸びして午後の陽射しにふてる紫陽花
24
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夢士
二日三日うたのわ留守に旅の空蕎麦食みをりて飛騨の高山
18
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西村 由佳里
早足で歩けすばやく決めてゆけあっという間に夜が来るから
5
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千映
空気澄みひんやり陽気この時期にホット甘酒庭の花と飲む
11
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あゆか
「詐欺です」と言わぬところがプロですなおれおれ君はどこでボロ出す
9
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天鳥
朝霧にぼんやり浮かぶ人の家海霧浮かぶ船のよう
5
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秋日好
後の世はまた酔いながら赤児から悔いの雫に付き纏われず
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