灰色猫のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
いつかは海の底まで潜りたいとくじらは息止め海女追いかける
4
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詠み人知らず
独楽ひとり空を突き抜け宇宙へ出るまわりたいから銀河系でも
5
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夢士
梅雨空を見上げ紫陽花嬉しげに色とりどりの衣装纏いて
19
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滝川昌之
老鶯の消えゆく声のせつなさが雲に届いて梅雨がはじまる
29
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コタロー
我の横綺麗な女性立ちたれば園兒ひそひそ笑つてをりぬ
8
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コタロー
紫陽花の雨に咲きたる交叉點通學兒童見守つてゐる
8
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西村 由佳里
この部屋でかくれんぼする画びょうさん出てきておくれ遊びは終わりよ
9
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中野美雄
むかしきみと白梅林に棲みしときうつくしき猫のしろきを失ひき
11
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コタロー
「ありがたうござゐました」と大聲で園兒云ふなり玉葱抱へ
7
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コタロー
玉葱の收穫はしやぐ園兒らの滿面の笑み思はず笑ふ
7
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詠み人知らず
幸せが逃げていく筈ないんだよ ただ氣附かずに 見逃してるだけ
17
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吉野 鮎
夕ぐれの刹那に燃ゆる儚さを薄らふ羽の蜻蛉の戀
19
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吉野 鮎
川面にうすき羽浮くかげろふのひとときを燃ゆ明日なき戀に
15
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中野美雄
むかし我トラックで息をあへがせて見あげたりきみの手をふれるスタンド
9
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藤久崇
土柄の 違わば色も 違えども 映ゆるよひらを 愛づるこの頃
19
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tasuku
紫陽花の葉の裏側に蝸牛静々と雨止むを待ちたり
16
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tasuku
梅雨入りの報せを聞きて紫陽花が待ってましたーと鮮やかに咲く
10
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中野美雄
グールドのバッハは善き哉あめのまのひかりやモーツアルトの弦四もまた
10
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秋日好
花も鳥も生きているのに不自然に生命維持の仕組みが要るヒト
23
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秋日好
都心より新幹線で西進す辿り来た道遡る肌
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