詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
千映
深まりていく秋模様味噌汁が美味しく感じ夕飯の膳
19
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たけくらべ
秋の夜は人戀しさに絶え絶えの淺き夢見て寢みだるるらむ
22
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ながさき
はやばやと 北海道に 雪が降る 季節は巡る 回転木馬
23
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灰色猫
冬告げる初雁の群れ小夜に消ゆ月冴え冴えと寒露照らせり
25
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林林
夜の空あなたの涙星になり道行く人のあかりにならむ
20
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リクシアナ
枯れ色の風は木の葉をわたりゆき君なき秋も十指にあまり
27
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林林
林檎の木たわわに実り香しく鈍色の空に命の光る
28
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酒野実
彼の仕打ち思ひ出しては憎めども過去は變はらず彼も變はらず
7
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沙久
この世界の端で息してるクズだとて 誰かの「救い」になりたいと願う
23
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へし切
咲く花も人も盛りに華やいで 散りゆく時のなほ愛おしき
32
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千映
母衣類腰の曲がりに短かすぎ泣く泣く処分母の留守中
18
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絮谷新
汝の影の空を渡れば須臾の闇アスファルトには雨の香満ちて
20
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詠み人知らず
待ちわびて溜め息ひとつ零せれば金木犀が切なく匂う
24
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林林
物干しに一枚残る手拭いを取る少年も嵐に打たれ
16
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石川順一
レプリカの南瓜のオバケ展示され料亭内はにぎやかさ増す
12
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炭酸水
彼岸花ふいに見せたりねんねこの祖母におぶさり野辺をゆく我
19
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ながさき
いつまでも 子供は子供 母は母 いのちを懸けて いのち見守る
29
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灰色猫
寝静まる深夜に学ぶ黒魔術猫へ変化す呪文を追って
18
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たけくらべ
堪へ難き夜の静寂のなかりせば独りの秋も恋ひしかるべき
21
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沙久
パワーダウン ヘルペス軍団 襲来で 給料日前の 財布が泣いた
16
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