詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
小清水
赤ちゃんがこわいのと独りごつ夜よ宇宙を宿す覚悟はあるか
7
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西村 由佳里
白球が空を目指して飛んでゆく見えない翼があるかのように
9
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九條千鶴
枯れ枝に芽吹く蕾の大きさに過ぎ行く冬の名残を思う
10
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まあさ
春の陽に 白木蓮は 満面の 笑みをたたえて 出会いへ向かう
20
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滝川昌之
旅の荷を解いて我が家の風呂狭し風情もないが愛着がある
22
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もなca
空ばかり見てるわたしにおさなごは道端の青い小花をおしえる
18
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千映
木蓮を見て「これ桜?」指を指す母の素面に一瞬戸惑う
9
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木村豊笑
秋の日に 比叡の山は 深くして御堂に向かう 道静かなり
7
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inosann
こもる子の責めるその身をいたわりつ言の葉えらびつ吾が意つたえる
25
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秋日好
何よりも上から目線に敏感な祖国の文化に抵触したかも
14
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秋日好
世田谷の砧に住んだ童話家の貴女は今も見てくれてますか
21
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深雪
夕飯に 通いて母の温める 春大根の匂い懐かし
13
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夢士
記録よりチームの勝利めざすとふピッチに在りて戦歴の雄
14
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夢士
厚き雲かき分け月の影見ゆる弥生の風の朧月かな
16
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灰色猫
お互いにひとつしかない片翼をあわせてゆけばきっと空も飛べるはず
23
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牡丹鏡
霧むせぶ 山の向こうの 海の果て 遥かな君に 想いもかくして
8
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牡丹鏡
霧むせぶ 誘われ涙 はらり落つ 先も未来も ゆらり見えずに
7
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吉野 鮎
西空に黄金の滿月消え初めて南の木星蒼玉色に
10
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吉野 鮎
冬枯れのきのふの道にけさ歩む道端の芽吹き櫻先枝の膨み
9
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へし切
君がいぬ宿には春はよそなれば花のさかりを何にかはせむ
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