薫智のお気に入りの歌一覧
野比益多
みしみしと空気にひびが広がってパカリと笑うできたての青
10
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葉月きらら☆
わたくしはここにいるのと主張する歌ばらまいてあなたを待つの
13
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杏子
春 来たと 告げに来たれば 猛吹雪暦は たぶん 戸惑っている
6
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杏子
荒れる海 うつ向く頬を殴る雪冬の新潟 垂れ籠める雲
12
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粕春大君
風を切り狩場に躍るはし鷹の舞ふ雪塵に傲然と立つ
21
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只野ハル
雪混じり雨の翌朝道端の草に淡雪叶わぬ思い
9
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只野ハル
巻き寿司も豆も要らぬと立呑の鰯で熱燗赤鬼が居る
25
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栞
聴覚も視覚も味覚も触覚もきみを感じるたびに震える
1
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さる
朝起きてわが庭一面真っ白に雪化粧してわれを迎へる
6
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銀
鮮血を拭うてのひらくちびるに染み込む雪の花になりたい
1
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腕鷹
あの気持ち 溶けないように 冷凍庫外で溶けてく 雪と可能性
3
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山本克夫
ダイヤモンドダストなんて失恋のサンタクロースが流したなみだ
5
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どるちぇ
雪です と打ったメールは送れずに携帯のなか積もりゆく 好き
111
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詠み人知らず
しょんしょんと雨は降りますちっぽけなわたしの世界のすべてを濡らして
9
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生レバー
飼い猫を 見ていて気付いた事がある貴方にとっての 私と同じだ
4
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まるたまる
真夜中にひっそりと積もる雪のように窓を開けたら深々と言の葉
18
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悠々
跫を忍ばせ鬼が戻る夜妻や子供の悲しい嘘寝
14
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イマイ
目薬をうまくさせない平日は全ての窓にうつる青空
9
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さよここ
新雪に足跡つける心地して君の身体に口づけている
19
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波江究一
雪片の擦れあふ空か明日の道危ぶめどなほ切に懐かし
7
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