詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
沙久
音も無く神経冒す猛毒が地下鉄を染めた三月二十日
14
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秋日好
分度器の底辺はどこ?計るなら基準を決めるは測定者なり
15
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秋日好
庭木の名ど忘れをする母に向け「今咲きそうなら白木蓮でしょ」
22
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夢士
墨染の衣まとひて天に在り弥生十五夜おぼろ月かな
21
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朔夜
いささかにヒビの入れば叩けども鳴りはせぬとや心の鐘も
8
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蓮
ふる里の 星が見たくて 通う場所 都会の真ん中 プラネタリウム
12
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リクシアナ
春浅き去年の枯れささ枯れすすき堅雪したの萌黄さす頃
21
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朔夜
目の前の一本道も見つけられずあっちうろうろこっちうろうろ
5
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吉野 鮎
翔びたてる羽璢璃色を燦めかせ翡翆波紋一つのこせり
9
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石川順一
君の事人にしたいな星座見る門が響くが富も響くが
8
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滝川昌之
幾たびか寒の戻りをやり過ごし蕾にチカラ籠める桜木
27
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コーヤ
キンセンカ パンジーなどが 咲き始め 淋しかった庭 活気にあふれ
15
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コーヤ
土筆の子 温もる風に 目覚めてか あちらこちらで 背をのばし立つ
24
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もなca
あまたなる白き小鳥を留まらせて白木蓮の慕う青空
14
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林林
墓石の裏に小さく刻まれたあなたの名前風が撫でゆく
27
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林林
墓石の裏に小さく刻まれたあなたの名前信じたくない
18
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滝川昌之
亡き父母と仔犬と遊んだ遠き日の春の匂いが同じ川辺に
28
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芳立
見えてゐるものがすべてと思つたの? ショートケーキの苺みたいに
13
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デラモルテ
朝まだきみぞれ降りしく梅が枝に氷る花びら蕊に置く露
15
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inosann
こもる子が吾との話にふっ切れて電話の出来た 就職サポステ
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