幸子のお気に入りの歌一覧
葱りんと
とはいえワタシは根無し草 フラフラ漂い フンフン耳貸し
8
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葱りんと
自棄なれば こんな私を 癒すもの 酒につまみに 人肌もまた
15
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滝川昌之
義母が待つ初月給の約束はスーツの孫とシュークリームと
16
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月虹
温度差にやられたんだね春風邪の微熱のような恋のざわめき
36
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詠み人知らず
こうかいの上を渡った脚にほん浸すみずうみ冷やとせいれつ
7
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ななかまど
木の芽ふき恵みの雨がさあさあと山は笑いてタラ芽の季なり
5
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石川順一
枝に死ぬテントウムシは下を向くエサが少ないそれともウィルス
9
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滝川昌之
いつまでも影に居れぬと東屋の遮る庇を若竹が刺す
23
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詠み人知らず
四角形ひとつを震わせ響かせる何用でもなく損得もなく
6
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只野ハル
二次元のヨメもいいけど目の前のわたしに気付けアニヲタの君
8
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只野ハル
新しい桜の伐り株が雨に濡れている何故伐られたのだろう
6
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只野ハル
街角の馴染みの本屋店じまい貼り紙に見る店主の無念
16
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詠み人知らず
夜半にもの思へば陰気と傾くに眠られもせで雨だれの澄む
16
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詠み人知らず
ニンニクはとにかく菌を殺します 生食大量摂取は危険
9
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詠み人知らず
奏づれば豊かに響む春の音は虚空に桜吹雪舞はしむ
14
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夢士
黒雲の切れて夕空三日の月北風吹きて花水木ゆれ
16
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夢士
掃溜めに咲いていたとて菊は菊掃溜菊の様に生きゆく
11
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滝川昌之
ポンと栓はじけば吹き出すシャンパンのように山肌しだれるツツジ
19
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詠み人知らず
カタカナをかつてなぞった音階へ起こす心のこの喜びよ
8
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矢車菊
海想ふ船のごとくに琴置かば鞆をたづねし春を奏でむ
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