詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
野イチゴを探し歩けば先導のテントウムシがはりきって飛ぶ
28
もっと見る
詠み人知らず
雨降つて 泥濘沈む 靴底を 確り蹈み締め 先づは一歩を
8
もっと見る
ともゆき
いつになく人に疲れて塞ぐ夜は 犬ひっそりと我に寄り添う
25
もっと見る
紫草
冷酒は好みの盃でなみなみと肴は蕗の佃煮がいい
16
もっと見る
石川順一
デビュー曲丹念に聞く呼び鈴が鳴れば田畑の汚れを言われ
9
もっと見る
石川順一
由比ガ浜虚子庵跡知り初めて俳句に精進したい夏風
19
もっと見る
士心
泣くなよとその肩抱くのは我じゃない 娘よどうか倖せなままで
8
もっと見る
詠み人知らず
藤の花 零れしづくとなる露が丸く世界を 閉ぢ込め木靈す
9
もっと見る
野々花
夏落ち葉はらはら散れば淋しさが心に重い火曜日の朝
23
もっと見る
ななかまど
母の日のはにかむ笑顔を思い出す かどの花屋の赤いカーネーション
9
もっと見る
まあさ
いちめんの 緑、早緑、深緑 今日も表情 豊かなみどり
27
もっと見る
石川順一
堅香子は遠き記憶を呼び覚ます新聞記者の噂を置いて
7
もっと見る
石川順一
ヘリが飛ぶ下で幼虫観察し柑橘類の深き溝かな
13
もっと見る
灰色猫
人類の故郷であるアフリカに恵みの雨が降りますように
21
もっと見る
灰色猫
アフリカで一分間に数人の子供が餓死すメロンパン食む
20
もっと見る
灰色猫
今着てる豹柄いつかアフリカの誰かの寝間着になるのだろうか
16
もっと見る
灰色猫
貧困で失われてる可能性聖者は何人死んだのだろう
24
もっと見る
灰色猫
特別にアフリカのため何かするわけでもないけど詠んでみました
20
もっと見る
へし切
忘らるることの難きに忘れ草 植ゑなばをしへよ忘るることを
33
もっと見る
新座の迷い人
鉢植えを 妻の部屋へと 飾りたく 色んな種を 撒き世話をする
10
もっと見る
[1]
<<
230
|
231
|
232
|
233
|
234
|
235
|
236
|
237
|
238
|
239
|
240
>>
[280]