ともゆきのお気に入りの歌一覧
リクシアナ
有線の冬は変わらず半世紀シャッター街のトロイカを聞く
27
もっと見る
リクシアナ
雪溶けて百葉箱の顔のぞく春ひそやかに廃校の庭
91
もっと見る
石川順一
孵化直後逆さのままの黒揚羽ただひたすらに動かず居りぬ
6
もっと見る
石川順一
養老の滝開きには母と行き手筒花火が記憶に残る
8
もっと見る
石川順一
黒揚羽誕生の日は晩春のトタンの壁に弱く張り付き
24
もっと見る
林林
筆を持ち背筋伸ばせば横に来てちょこんと座り真似する娘
29
もっと見る
林林
作業着にアイロンかけて安全を祈る窓辺に梅の花咲く
41
もっと見る
まあさ
呆然と立ちすくむ人 鎮火鐘虚しく響く師走の大火
17
もっと見る
まあさ
君どこで聞くのだろうか除夜の鐘 誰と見上げるのだろう初日
20
もっと見る
コーヤ
美しき かなの世界に 憧れて 雅な心で 筆で文字書く
23
もっと見る
コーヤ
青い空 紅葉彩る 木の枝に 囀り遊ぶ 小雀の群れ
23
もっと見る
コーヤ
つたもみじ色づく中の野点なり舞い散る落ち葉の踊るを眺め
23
もっと見る
コーヤ
ペダル漕ぎ堤防のみちひた走る汗ばむ頬に川風優し
23
もっと見る
コーヤ
うぐいすの声にふり向き見上ぐれば陽射しに微笑む櫻花みゆ
24
もっと見る
コーヤ
真白なシロツメ草がみだれ咲く編んで遊んだ昔をしのぶ
23
もっと見る
コーヤ
爽やかな香に満たされて通る道金木犀の影も見えねど
24
もっと見る
コーヤ
光り射し目映きみどり茶畑のかすむ遠くに白き富士みゆ
25
もっと見る
コーヤ
ふんわりと香り漂う朝のみち優しさ滲む沈丁花笑む
27
もっと見る
コーヤ
まだ若き稲穂が揺れる田の畔で耳を澄ませば秋の足音
31
もっと見る
コーヤ
香り立つ瓶にさしたる一枝の梅と語らう寛ぎの昼
30
もっと見る
[1]
<<
226
|
227
|
228
|
229
|
230
|
231
|
232
|
233
|
234
|
235
|
236
>>
[236]