詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
秋日好
長い冬終わりて牡丹に蕾見えその大きさに一喜一憂
16
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まあさ
いつまでも 眩しい君は 僕たちの 心の卒業 アルバムの中
19
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秋日好
明けぬれば藥師に會ふと知りながらなほ止められぬつまみ喰ひかな
15
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林林
あの日々が二度と戻らぬことを知る卒業式の歌の旋律
29
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林林
アスパラが土から一寸顔を出す燃える焔のやうな赤色
32
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沙久
不安なら、不安でいい。だがその先は自分で不安を切りひらきなさい
16
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沙久
思い出がモノクロームになってゆく「元にはもう、ね」と呟きながら
23
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コーヤ
二人とも老いに勝てなくほころびを縫うがごとくに補い暮らす
22
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コーヤ
春風がひがな一日そよ吹いて菜花早くも花弁散らし
22
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inosann
二者択一 原爆投下した国か数千万を殺戮した国
12
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まあさ
薄い雲 ゆるゆる近づき 仄白い かすかな月を 飲み込んだ朝
27
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秋日好
「夜泣きそば」そんな言葉を思い出す刷り込み激し故郷の味
24
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詠み人知らず
頂上に腰掛け熱き茶を飲めば沁み入るこの身ありがたきかな
18
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藤久崇
繭を割り 翅を広ぐる 蝶のごと 今し花こそ 空に咲き開け
25
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inosann
妻の言う「お互い助け合わないと」に「心細いこと」と返してあげた
17
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コーヤ
道端の名も無き草も春うららみどりに萌えて活気を魅せて
19
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コーヤ
すみれ咲く土筆伸びたる土手に居る子らの姿に遠い日重ね
21
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灰色猫
礼という振る舞い生みし人が居り感謝の礼を石碑へ捧げる
16
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灰色猫
女の子産めなかった確率を母は今だに後悔しおり
21
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沙久
「糖度計も目をひんむくほど甘過ぎる自分」と実験結果を記す
19
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