詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
しみじみと鳴りっぱなしの踏切の身の上話に泣いた日でした
20
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詠み人知らず
鰯雲湖の広さに浮かびゐる不揃いの雲に安らぎ覚ゆ
15
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炭酸水
千切られたいろがみ縷々と重なりて長岡の夜に花火があがる
21
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秋日好
赤りんごもぐとその分もみじ葉が紅く変わっていく今日この頃
23
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秋元 邦明
裏山で コオロギ追つて 遊んだ日 遠きあの日の 友人何処
16
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秋元 邦明
放課後に 時を忘れて 語る友古き學舎に きらめく思ひ出
22
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桐生賄
文化祭 ステージ発表 失敗し 落ち込む次男 それも経験
18
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麻
白妙の雲の波打ついそのかみ古き砦は隠さふべしや
24
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灰色猫
湖を殺したナイフを忍ばせて牙剥く猫に水を与える
19
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へし切
風の音のあとなき空をたづねわび野辺の尾花の穂は揺れやまず
30
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ながさき
何であれ 「信じる」ことは いのち懸け 全存在を かけて悔ひなし
23
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桐生賄
頑張れと 東の空に オリオンが 瞬き吾を 励ましている
21
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詠み人知らず
草原の黄ばみ色づく草もみじ足湯に旅の四肢緩ませて
18
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絮谷新
鬼灯のドライフラワー吊られたる白漆喰は翳りて午後の
19
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たけくらべ
吹く風に秋の終はりを惜しめどもなどか心は雪を待つらむ
20
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コーヤ
実がはじけ 白き綿玉 ふんわりと 紡いでる祖母 姿浮かびて
24
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林林
運動会の残響空に甦るレジャーシートの砂落とす朝
24
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林林
姓変わる少女はママが抱っこする赤ちゃんの頬に口づけ止まず
19
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リクシアナ
越冬菜テントに白く積み上がり去年のあかぎれ乾風しむる
25
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炭酸水
鮮やかに山を染めゆく葉を紡ぎ冬の衣をたんと編みたし
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