詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
inosann
霞かかる車窓にうつりし駿河の海 空との境が定かならざる
16
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美津村
この夜は空気の乾く我が倉庫積まれし煉瓦ともしび反す
9
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美津村
老人の多き葬列過ぐる道トラック止めてながく我は待つ
10
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美津村
野火あかく連なる棚田見上げつつ日暮の峡をトラック走らす
10
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藤久崇
千草咲き 千々に色付く 叢の 小園愛しき 豊土の春
22
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蒼
待つよりも待たせたいと思うから少しのんびり準備してみる
9
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千映
定命と思えば心軽くなる三回忌来る友の言の葉
11
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石川順一
短詩書くお経唱えてワイン飲む一瞬の啓示詩心が起こる
14
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詠み人知らず
君想う心を詰めた弁当箱に詰めたご飯はホカホカだ
4
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リクシアナ
春だより乗せて北行く朝の便サテンリボンの雲曳きながら
27
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まあさ
結局は組織のコマでしかないと改めて知る人事の異動
17
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ながさき
暴力の 革命などは 望まない 草の根対話 これこそ正道
23
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麻
早咲きの桜もあはれ散りにけり風のたよりを空頼みして
26
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灰色猫
秩序とか常識だとかを吐くために毎日朝からうがいをします
17
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灰色猫
有名な名古屋で食べた味噌煮込みうどんのどこが美味いかわからず
11
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ラベンダー
古来から 咲いては散りぬ 繰り返し 時は経続け さくらさくらよ
19
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石川順一
刈られたるススキに土が裸出する凄い根っこだ草の王国
13
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コーヤ
寒暖差 戸惑いながら 咲き初めし 雪柳見おり 公園に居て
17
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コーヤ
名も知らぬ 黄の花々が 微笑んで 土手の草間で 揺らぎ顔出し
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恣翁
春雨の 砂塵を洗ひ 楊の木陰の轍 深くなるらむ
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