恵のお気に入りの歌一覧
本間紫織
堅苦しい挨拶はもうやめにして一緒に道を外しませんか
7
もっと見る
田中ましろ
恋をするようにできてる身体から芽を出す恋を摘めないでいる
10
もっと見る
田中ましろ
おはようと言えない朝に悲しみの影を濃くする光ひとすじ
9
もっと見る
田中ましろ
一回のオモテの妻の攻撃が もう三時間続いています。
128
もっと見る
こはぎ
おおごとを企むような背なをしてキッチンを去る猫 深夜二時
9
もっと見る
こはぎ
大切なひとに触れない強さとか手を伸ばさない白さが欲しい
15
もっと見る
こはぎ
満開のさくらさくらよこんなにも正しい恋をしてみたかった
6
もっと見る
こはぎ
ゆれている僕をまるごと受け止めて痛がる顔が一等綺麗
8
もっと見る
ゆうくん
新緑の 季節に眠る 紫陽花を 優しく起こす 水色の雨
6
もっと見る
ゆうくん
初夏の 雨はプリズム 花びらに 虹の七つの 色を降り分け
3
もっと見る
光源氏
かからむと我が黒髪を見初むれど鏡の影に涙零るる
13
もっと見る
恣翁
珍しく おんぶしてよと 甘えたる 娘のおもさ 背に味わひぬ
79
もっと見る
詠み人知らず
吾の中に 溶けだす君の 細胞は 五感をめぐり 瞳に溢る
15
もっと見る
更紗
「嘘つき」と言いたくなくて「何もかもわかってたよ」と笑ってみせた
11
もっと見る
しづく
「表情の豊かな子ね」とほめられて違う、あたしはそんなんじゃない
19
もっと見る
あき
かじかんだ指をあなたが掴むから六度七分で火傷をしたわ
51
もっと見る
あき
足下にころがる青い梅の実を踏んであふれる罪の薫りよ
18
もっと見る
あき
このくちで編んだ呪いはするすると空気にとけてあのひとが吸う
129
もっと見る
N.Y
どしゃ降りの後の日射しが強いから白状します大好きなんです
5
もっと見る
本間紫織
コンビニの「あたためますか」に救われてこんなに弱い自分に気づく
29
もっと見る
[1]
<<
228
|
229
|
230
|
231
|
232
|
233
|
234
|
235
|
236
|
237
|
238
>>
[238]