詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
ふじこ
友の名を呼ぶ我が吾子の息白く木枯らし包む紅葉の手と手
20
もっと見る
恣翁
空高く昇れる月は 青白き烟に 森を包みたりけり
25
もっと見る
千映
根菜類すぐ軟らかく煮える日は何か嬉しい時間が増える
9
もっと見る
千映
食べる菊「もってのほか」が色添えるほうれん草のお浸し美し
13
もっと見る
夢士
うたのわの友と一献交わす夜やつまむ肴は月影もみじ
15
もっと見る
石川順一
おにぎりは豚味噌そぼろおかかなりサンドイッチも補助食とする
11
もっと見る
吉野 鮎
軒先のさかばやし久し吊られゐて茶黒きたまのこの年も古り
17
もっと見る
吉野 鮎
後繼の絶えて廢業酒造元軒に吊るさかばやし古び茶黒きままを
12
もっと見る
吉野 鮎
ふふむ汝の笑まひの憂ひに戀は萠へ眞紅の薔薇はわがままを咲く
15
もっと見る
石川順一
健在の菊はまだまだ二色咲く雨にしょげても再び顔上げ
10
もっと見る
灰色猫
凍てついた梢の雪は刃の如く白く朝日を照り返しおり
22
もっと見る
灰色猫
小雪舞う冷たき朝に赤らめたあなたの頬は誰を想うの
20
もっと見る
灰色猫
迷い込む猫に怯えつ睡蓮の鉢のめだかは冬を迎えり
24
もっと見る
秋日好
紅に燃え上がらねど橙に温め寝落ちる楓と夫
19
もっと見る
リクシアナ
冬の影水面にふるる風花の刹那うつろう色なき澱み
22
もっと見る
リクシアナ
笹打ちの葱しらじらと鍋に冴え鰍蕩ける降雪の朝
24
もっと見る
inosann
行ってあげようではなくて「行こうか?」に妻は自らゴミ捨てに行く
21
もっと見る
葱りんと
絶品の レバー煮解凍 今日の夜 一人呑むアテ 淋しくないよ
11
もっと見る
葱りんと
近場なら 一緒に飲みたい だけれども 叶わないから 歌で一献
14
もっと見る
萱斎院
くれなゐにもみぢのかくる堰こえて 袖のふちにも時雨ふるらむ
12
もっと見る
[1]
<<
228
|
229
|
230
|
231
|
232
|
233
|
234
|
235
|
236
|
237
|
238
>>
[243]