ともゆきのお気に入りの歌一覧
美津村
耳遠くなりたる妻と声細くなりたる吾と思ひ出ポツポツ
33
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美津村
助からないなら家の畳で逝かしめよと言ひし言葉に我は苦しむ
16
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秋日好
降り止まぬ秋の夜の雨 世が世なら君引き留むるよすがにもなり
26
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詠み人知らず
置き引きに遭ってはじめは怒れどもせねば生きられぬ人なら哀れ
14
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桐生賄
久々に 友とのランチ デザートを ご馳走になり 幸せな午後
16
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林林
満月がみるみるうちに潤んでね光の雫この手にぽつり
36
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灰色猫
電柱の影を踏まずの帰り道ひとりぼっちの孤独なルール
32
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深倖(白子鳩)
たゆたひの中に夢みてうみのなか溺れるころに人眠りゆく
6
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深倖(白子鳩)
月読の森のしづくに洩る色はこころ鎮めて眠りをさそふ
5
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詩衣
雨の日に君と入った傘の中 少し濡れてる君の右肩
33
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詩衣
青春はいつも秒速五センチで気づいたときは過去になってる
18
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まあさ
絶望の淵の私を救い出し光を見せてくれたあの人
25
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まあさ
凍空の下の蕾を実力で膨らませに行くセンター試験
26
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月虹
花冷えを過ぎて今宵は花曇りやまと言葉の美しきこと
281
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月虹
歌といふ優しい記憶に包まれて草木も我も眠る真夜中
81
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Chico
嘶きに返り見すれば精靈馬 まれひと來着くと吾に告ぐめり
17
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Chico
混雑ノ食堂避ケテ公園デパンヲ囓レバ鳩混雑ス
14
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沙久
魂に貴賎ないこと忘れたか 屍が積もる国生む時代
17
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リクシアナ
綿雪は飛天のつむぐ言の葉の空にちぎれたひとひらの歌
29
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沙久
シャッターは 押さずにいよう もう少し ファインダー越しに見ていたいから
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