詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
ラベンダー
紫の 豊かに映える パンジーに 笑みがこぼれて 愛でる昼時
22
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沙久
足早に去る母の姿見送った慣れぬ部屋にて止まらぬ涙
22
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リクシアナ
噛むほどに甘さ弾ける春キャベツ萎えたハートにさす若菜色
26
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ラベンダー
風前の 祖父の命の 灯火は 揺られながらも 凛と燃えてる
16
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コーヤ
櫻花 蕾ほどけて 花の笑み ひい ふう みいと 華やぎ増えて
18
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澄舟
睦まじく見られたくって寄りそったケーキの箱は君の右手に
12
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澄舟
我のためワイン注ぐは君の役イタリアの旅以来のならい
11
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夢士
しとしとと雨降りしきる靖国の桜寒しと身を縮めをり
17
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夢士
味噌汁と卵かけごはん朝の膳白米食いて力湧き出ず
17
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石川順一
紅梅を過ぎるスピード早すぎて撮影できぬ口惜しさかな
13
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芳立
春雨にふられ乙女のゆくあとはおくれて花の色ぞ出づべき
11
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灰色猫
遠浅のコバルトブルーが燃えている漁村の罪を弔うように
16
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藤久崇
咲き出でし 桜を愛づるや 天降る 乙女の衣を 潤う玉露
15
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inosann
昨日を悔やみ明日が不安でも今「ありがとう」と言える幸せ
22
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新座の迷い人
迷い人 迷いに迷い 妻の事 生涯共に 暮らす身淋し
18
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まあさ
センバツに 地元の高校 出場す 自ずと応援 力が入る
15
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秋日好
しがらみの鉄鎖を切って飛んで行け過程で悲哀に出逢うとしても
17
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和月
贈り花 「貴方に似合う」と笑う君 色も香りも 君の為だけ
9
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秋日好
晴れたので幾停留所乗り越して木蓮咲く家をたどって帰る
21
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秋日好
初めての妻の国では誰もかも僕にワインをついでくれたよ
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