ながさきのお気に入りの歌一覧
紫草
積年の遺恨を水に流したら救われた人は私でした
31
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紫草
ともかくも今日という日をのり越えて躯のごとく深くねむりし
32
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紫草
とりどりに傘をかしいで子らはゆく春の糠雨やさしく降れば
35
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紫草
沿線に菜の花つづく春列車 うつら寝過し戻るも楽し
31
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紫草
伸びをする 声も「ああぁ」と出してみる 今日も何だかいい日だったね
33
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紫草
藤の房照らすひかりや花影のさ揺らぎ優し五月朔の日
33
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紫草
若き日の夫が背広の肩幅は我らを背負う前の痩身
44
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紫草
すべてを知ってる山がすき記憶ないらし海もまたすき
16
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紫草
天空に限りなく近し銀杏樹の葉は青々と謳いてやまず
15
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朝がお
歌を詠む 心の糸を解きほぐし 時の過ぎるを ひとり楽しむ
14
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朝がお
いつからか母の背中の小さきに車いすのみ大きく見えて
23
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朝がお
花に添ひ鳥とたわむれ風に酔う月はささやく生きるは楽しと
22
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朝がお
母さんの どこが好きと 娘聞く昔も今も いるだけで好き
45
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朝がお
ささふねは流れ流され大海に沈みもせぬが浮くももどかし
14
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詠み人知らず
鶴折りて千の願いを畳み込み色とりどりの愛を重ねる
14
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村上 喬
一冊の古い歌集を手に取れば見知らぬ人の人生にあう
20
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灰色猫
繋ぐ手の 温もり残る 帰り道 儚く灯る 蛍火のよう
7
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詠み人知らず
「さようなら」言えないあの娘は何時だってはぐれた仔猫の哀しい瞳
14
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夏恋
あれこそが一期一会でありました気づかぬうちに温もり残し
63
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みなま
病める日も健やかなる日も共に来て二十三年も夢と過ぎ行く
78
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