ながさきのお気に入りの歌一覧
ほの香
父が逝く 心電計など見てないで その手を握っていればよかった
83
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ほの香
いつの間に?いつもの歩道の敷石の割れ目にすくっとタンポポ咲きし
13
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灰色猫
敵艦に墜ちては散りゆくゼロ戦のひとつひとつへ別れを告げる
10
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紹益
梅雨入りに ぽつりぽつりと 蛍飛び 草葉の陰に 寂しく光る
22
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恣翁
絶え間なき陽に 感覚を失ひて 全ては遠き祭りのごとし
31
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詠み人知らず
山の日が決定すれば山々は山は山でも人の山なり
8
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灰色猫
願い事手帳に記し破っては 鶴を折りゆく夜の病室
27
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灰色猫
表現の自由がうばわれていくくやしいなみだうみのあじ
9
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灰色猫
咲き誇るバラ園のかたすみに 咲いてる野花が気になる感性
8
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へし切
官兵衛の男気想ふ黒田節剛毅の中に情けの在りて
24
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村上 喬
幸いに母なる海はそこにあり豊かに幸を育んでおり
14
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詠み人知らず
何回かフォークダンスで手を繋ぎ 動悸するからあなたは苦手
19
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詠み人知らず
持ち主の分からぬ恋が落ちている、ほんとは恋「に」堕ちたいものを
23
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詠み人知らず
ネクタイを弛めた君のワイシャツの すこし疲れた襟もとが好き
23
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詠み人知らず
お互いに日々少しずつ老いながら 行ってらっしゃい お帰りなさい
71
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美津村
娶らむと決めてただ一度書き遣りし手紙を妻は今も持つらし
32
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美津村
世の中の底のあたりを来し吾に連れ添ふ不満を言はざりし妻
30
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美津村
日の暮れていまだ帰らぬ妻を待つ幼き日母を待ちたるやうに
33
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美津村
愛も感謝も言葉に言ふは面映ゆくバースデーケーキをぶら下げ帰る
38
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詠み人知らず
愛情もお金の量も程ほどに真ん中あたりがまるく収まる
9
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