詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
麻倉ゆえ
こんぺいとう崩れて溶ける一瞬に舌ひんやりと失恋を知る
14
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千映
ローファーの意味検索し驚いたコインシューズのコインなしとは
10
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ガイトさん
信号の向こうで僕が叫んでる未来の僕はどうしてるのと
7
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夢士
鵯来たりシーディーきらり春の陽に案山子に代わり畑守らむ
15
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石川順一
完治する口内炎の長さかな客観的にはまだある悪魔
12
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石川順一
散らし寿司典型的な味噌汁と一緒に食べる春の夜かな
9
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石川順一
朝目覚め地震が来たかと錯覚す午後の太き音オートバイにも
8
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夢士
春弥生ビルの谷間に沈みゆく鎌なりの月一人眺むる
20
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灰色猫
砂浜をしっかり掴んで歩くとき私の原始が歓喜をあげる
22
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灰色猫
雪原に横たわって空仰ぐ星座が屋根であることの喜び
16
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芳立
幾十年たつとも夢のメーテルはトランク一つ持ちて旅ゆく
11
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Chico
呼鈴に応えしきみの戻るまでぼくのあたまに編み棒刺さる
25
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松虫君
許されてることを感じる こそばゆい 呆れたように笑い「まったく」
6
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松虫君
私より君の近くに寄る人は女も男もみんな みな 憎い
9
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北上 詩迷
香り立つ景色を包むしゃぼん玉花弁に触れる透明な夏
10
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みろく
黄昏の人波引きゆく校庭でハードルを越ゆ 風神みたいだ
16
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まあさ
あなたへと 届いて欲しい 蒲公英の 綿毛に私の 思いを託す
25
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千映
角川の歌の候補となりし叔母今は余力もなきて息する
15
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inosann
駿河の海二艘ならびてシラス漁 網の重さの船に伝わる
21
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秋日好
満杯に子苗の並ぶ温室に二千五百の苗がまた来る
14
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