詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
吉野 鮎
大つごもり愛と別れ歌流る街氷雨降り初め鳥の歌沁みる
18
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詠み人知らず
北国の甘くも儚きロマンスの切なさ想うや 白い恋人
12
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秋日好
つごもりに髪を洗って乾かしてあなたを想う静かな時間
21
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滝川昌之
立つトリが静かに翼広げれば凍て空深く響く鐘の音
26
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石川順一
ハイビジョンサイズの写真印刷し縁が若干カットされたり
9
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詠み人知らず
形もつ心のある歌みつけようあなたに届くひかりを拾おう
19
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詠み人知らず
技巧には心のにおいが伴ってはじめて誰かに届きうる声
17
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秋日好
「買ったの?」と驚く君はシクラメン育てる妻の姿を知らない
16
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藍子
暖を取る祖母の作った冬羽織有り難きこと噛み締めている
14
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コタロー
公園の草むらの中母と子が同じ高さで何か見てゐる
11
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恣翁
暗みゆく里に ひっそり咲きて立つ 水仙 気高き佳人のごとし
22
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吉野 鮎
汝の若き深き眠りを羨しみぬ聖夜の雨をゆるき懺悔とし
13
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詠み人知らず
寂しげな仮面の笑みを閉じ込めた卒業記念のアルバムの中
17
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詠み人知らず
外套の深きポッケで繋ぐ手ゆ 熱き血潮は胸に滾りぬ
14
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林林
円満に行かないことが多いからお正月支度に心浄める
15
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林林
目の前に行く手を阻むものあらばその正体をよく確かめて
17
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へし切
見ることも声さへ聞けぬ君なれど生きているんだ僕のこころに
25
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滝川昌之
若松を門に結んで福を待つ身の丈ほどの小さな福を
26
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横井 信
青空に 雲引いてゆく 飛行機を 見上げて歩く 白月の下
15
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石川順一
父親と同じ名前を持つ作家首塚の上のアドバルーンとふ
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