瀬波麻人のお気に入りの歌一覧
早百合
完璧な二人の世界そのものの水槽をまだ捨てれずにいる
8
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どるちぇ
なんだってこぼれたミルク拭きながら泣いてるんだろう真夜中過ぎに
8
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由良
どこまでも続いてるような錯覚を楽しんでるから身体が軽い
2
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文月郁葉
黒色のニット脱ぐときこの部屋に夜が生まれるふたりのための
14
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山本克夫
メーターが振り切れるまで現実を遠ざけながら走れタクシー
13
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卯月
年の瀬は来るなと母が言ったので帰郷しません謹賀新年
2
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あきこ
当たりても当たらずとても遠からじ努力次第と書かれた御籤は
4
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どるちぇ
今だけは忘れていいよ面子とかふたりを見てるの月だけだもの
6
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どるちぇ
どこまでがわたしのためでどこからがあなたのためかわからない嘘
28
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どるちぇ
雨の朝まばたきもせずこの人を失うことだけ恐いと思った
8
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山本克夫
僕宛のあけおめメールが一通も届かないのはやっぱ温暖化だよな
2
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花芽梨
抑え切れぬ想いを空に打ち明ければ凍る空より星一つ堕つ
10
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音波
満腹になったかなって触る手の薬指だけ少し冷たい
3
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ぷよよん
薄墨を含ませ向かう文机筆を持つ手がうまく滑らず
4
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卯月
通販が三ヶ月後に届くのでその頃までは多分無事です
2
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士心
たとえ今 君が隣にいるとして 僕にはきっと何もいえない
4
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南 葦太
人 の字の短いほうで構わない 寄りかかるのが君であるなら
7
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ぷよよん
ゼブラゾーンしろしろしろと闊歩する小さな祈りつまさきにのせ
5
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みやた〜
やまみちを加速してゆく日々もあり いつしかふもとの小石にまざる
6
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ぷよよん
吹く風にかすかな抵抗こころみる雲にも雲の考えがあり
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