聴雨のお気に入りの歌一覧
芳立
あさぼらけ褥を音は目覚ませて降る春雨は草うるふらむ
10
もっと見る
ころすけ
その汗と涙のわけが美しいフローチャートの波模様より
9
もっと見る
銀ねず
花は散りてただ春の名を冠したる今を降りこむ雨はやさしき
8
もっと見る
悠々
花散らす雨風なくば緑葉の萠ゆる葉櫻いかで見つらん
14
もっと見る
島祝
霧島の都の城の盃はあけても満てる雲の大御酒
16
もっと見る
浅草大将
淵も瀬もままにならぬは男女川かれての後になみだ溢るる
14
もっと見る
水島寒月
春霞む新木場の海ゆく舟はひとすじ白き小波をひく
17
もっと見る
薫智
運命という交差点で偶然とすれ違ったよ必然なのか
13
もっと見る
れい
青空をかきまぜるほど手を振ったまた会えるよねすぐ会えるよね
8
もっと見る
浅草大将
雨風に耐えて残りし桜ばな吾子よこころに永遠に散らすな
21
もっと見る
庭鳥
傍目にも疲れていると思われて君いない日は余生みたいだ
9
もっと見る
浅草大将
おもてには涙も見せじ鵺鳥のかた恋ひ渡りうらになきつつ
10
もっと見る
詠み人知らず
宵のうち 川面に浮かぶ 朧月 流る桜に 春を重ねる
6
もっと見る
リンダ
初心者の素直な歌にハッとする気持ちが大事、けなすのは否
12
もっと見る
まるたまる
うつそみの人の世に生く証しかなこの悲しみも胸の痛みも
19
もっと見る
千紘
今はなき葦間の海の水鏡早苗が埋める前のひと時
15
もっと見る
浅草大将
顧みれば苦しい事もおきつ波たった一人で越えては来れず
11
もっと見る
光源氏
いづくにか散りはてぬるか春の夜の花の別れを惜しむ月影
12
もっと見る
林ユキ
琴線が切れた夜更けをぼんやりと白く濁らすきさらぎの雨
19
もっと見る
林ユキ
天空の渡り廊下に陽が射せば おしよせてくる真つ青な朝
18
もっと見る
[1]
<<
222
|
223
|
224
|
225
|
226
|
227
|
228
|
229
|
230
|
231
|
232
>>
[232]