詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
inosann
シラス漁に出でゆく舟か駿河の海一隻二隻と波をきりゆく
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秋日好
ただ単に言葉が好きだと自覚する伝わる事実に驚愕をする
16
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まあさ
あたたかく やさしい顔した 春という 季節にうっかり 騙された午後
17
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秋日好
体液が海水である水母にはもう戻れない 羊水の頃
13
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林林
一瞬で多くの命奪われてかなしむ人に言葉喪う
14
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己利善慮鬼
名も知らぬ真白き花が道しるべ彷徨うことも旅と伝えて
13
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秋日好
安心し「我がこと」に時費やせる皆でありたいそうあるべきで
16
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もなca
にっこりと笑って「はい」と返事するわたしがひそかに隠し持つ角
13
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藤久崇
ゆくごとに 春の道辺は 照る影に 応えて花の 色を増しつつ
17
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石川順一
ペチュニアがようやく鉢に所得てなばなの里を思ふ頃かな
11
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ラベンダー
古来から 咲いては散りぬ 繰り返し 時は経続け さくらさくらよ
19
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九條千鶴
故郷を思へばかなし飛ぶ鳥の狭き夕闇渡る姿に
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和月
髪を切り 「貴方の様に生きていく」 鏡の中には よく知る泣き顔
7
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石川順一
滞在の白の悪魔が吠えて居る口内炎は長く留まり
8
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石川順一
材質の分からぬ筧泉湧く坂で歩みを止める時かな
11
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コーヤ
温もりの ひかりに目覚めた 櫻木の 花の嬉しさ 伝わりてくる
19
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夢士
巣立つ子の笑顔の奥に母の顔哀しかりけり父の顔なく
15
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まあさ
飛びたいの 空のかおりが 好きだから 白木蓮は 今日も呟く
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コーヤ
菜の花や桜咲く春爛漫の華やぎの路うたに詠みゆく
17
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コーヤ
風そよぎ 菜の花ひろぐ 黄色帯 揺れて清かな うたを奏でて
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