ともゆきのお気に入りの歌一覧
コーヤ
君想う心を秘めて笑みし花優しく香り君を待つらむ
18
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愚と楽
手荷物に 成り下がってたマフラーの ありがたさ知る 寒波到来
16
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愚と楽
なんとなく 他人行儀にぎこちなく 娘と二人。静かな時間
37
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海原 真生
冷えた足 絡め取っては熱移し 眠る体温 混ざり合う冬
5
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祈り花
目の毒にならぬやうにとブティックの扉を押せぬ日々さびしかり
8
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祈り花
遠き日の思ひ出ひとつ片戀の未だ胸キュン青き殘照
7
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祈り花
孫たちの去りたる後の靜けさに遊び疲れし玩具を拾ふ
15
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祈り花
カーテンの隙間に覗く雪化粧夜明けの前の薄明かりに見ゆ
9
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祈り花
老いの身に餘る時間を手仕事に小さき幸を見つめてゐたり
17
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もみじ
車窓からま白き富士の見えてくる春浅き日の二子玉川
12
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新座の迷い人
黄昏て 飲みながら聞く 涼しくて日暮の声 淋しく聞くかな
9
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新座の迷い人
臥す妻に 病の事を 話せずに嘘つきとす 我が身の辛さ
9
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新座の迷い人
セキレイが 大気汚染で 黒ずみて 鮮やかな色 何処に失せたか
12
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千葉 甫
向こうから馴染みの猫の眼の合って尻尾もたげて揺らして過ぎる
8
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河のほとり
なにとなくよろづにもののかなしきを月夜にかこつ秋は来にけり
21
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河のほとり
置きまよふ草葉の露に入り日さし玉と輝ふ夕立のあと
24
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河のほとり
侘しくてひとり寝る夜はいたづらにあらしな吹きそ雨もろともに
72
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水中あやめ
思ふ人ある人を恋ひ初めにけり袖より外にいかで漏らさじ
18
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有賀亭小太
ちはやぶる風神雷神寝てたまへ桜咲きつる刹那の間のみ
7
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有賀亭小太
地方紙に抱かれて母の荷が届くなつかしきかなふるさとの味
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