恣翁のお気に入りの歌一覧
元円
縁日の明かりに映えるほろ酔いの浴衣姿のきみの横顔
4
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一
太陽のにおいのねこの小さくて丸いおでこにすりよせた鼻
4
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ちゃー
別れかな そんな予感を感じても スーパーで手に君の好物
8
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葵の助
仏様じゃないから親は見放しちゃいけないのだよ三度くらいで
3
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詠み人知らず
サンダルを脱いで内灘海岸に佇む我を風が撫でてく
4
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チェリー
さみしさがオセロの様に埋まるなら色など白黒どちらでもいい
12
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Coo
さて後は残ったひとつを捨てりゃ良し重いぞこいつは恥とプライド
3
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千巻
花金に電話通じぬ寂しさよ未熟なうちに飲む梅酒かな
4
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卯月
頭痛薬夫の前で飲み下し妻は無言で立つ台所
3
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七色コイン
煩悩は消すものじゃない 御すものだ ついでに言うと原動力だ
19
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トノゴジラ
ろうそくの五本と九本立つケーキ数え年なら疾うに還暦
1
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光源氏
空蝉の殘るキャンパスながむれど我が青春は二度と戻らず
15
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れいこ
空蝉の 背割れ悲しき 飛び去った 我が身の肉は 決して戻らず
3
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原 沙良葉
無防備に眠るくちびる顔寄せてあなたが吐いたその息を吸う
3
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沙羅
半袖の手をふるキミが眩しくて直視できない初夏吉日
13
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聴雨
糸とんぼまぼろしの如秋つれて青田の波をゆき通ふらむ
6
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あそびくも
燻り立つ螺旋の白は滲み溶けほの暗きへや白檀の満つ
17
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透子
寂しさに無邪気を装う愚かしさ呑んだ言葉は胸に積もって
6
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たんぽぽすずめ。
教養も品格それに学歴も無いけど僕は短歌が好きだ
24
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ふきのとう
歌友に会える楽しみ胸に秘め一首作りぬ夏の恋歌
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