日向猫のお気に入りの歌一覧
紫草
込み上げるものは堪えて嚥下せよ鴉が啼いてわれに諭せり
27
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文麿
白き花集めて植ゑし吾が庭に甘く濡れたつ君の面影
20
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詠み人知らず
恋しさは距離の二乗に反比例 学者みたいに冷徹な記事
26
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千夜子
ぼくはただ白紙を前に黙りこむ 先生これは宇宙語ですか
11
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おおしまゆきこ
たちこめる雲は湿度の落し蓋むしむしむして虫が鳴いてる
6
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桜園
猛暑ゆえ食のすすまぬ朝げには青じそ入りの味噌汁すする
27
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春咲
鈍色の 空より落つる しづく受け 銀のレースの 庭に現る
10
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春咲
敷島の 道は果てなく 遠路とて 詠める人なむ 近く結ばる
21
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詠み人知らず
気まぐれに風鈴求め軒に吊り 高い気圧に「りん」とも云わず
31
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もなca
庭に咲く父の好みし白百合を供える母の横顔やさし
28
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文麿
鳥去りてなほあくがれの胸焦がし泥にうづまりナマズとなりぬ
11
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みやこうまし
傘寿すぎ死は目前に迫れども死ぬまで生きる それだけの事
16
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みなま
頼むよもう 明日は5時起きだってばよじゃりじゃり舐めんなくっつくなもう
16
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紫草
鹿児島へ母と娘のふたり旅 黒豚・砂風呂・打ち明け話
20
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紫草
日の暮れの雨の一日ジーンズの嵩は膨れて草刈終える
15
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田中悟
教室の窓ガラスから飛び込んだ紙飛行機に乗る片思い
6
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薫智
永遠の愛とかわからないけれどでもひとつだけ君でよかった
8
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桜園
去年の秋しこみし花梨酒熟成しオンザロックで飲む夏の夜
30
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詠み人知らず
深刻に前世を憂う人あれば 笑顔で来世語る人あり
24
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文麿
梅雨明けのいきほひなるか前線は北へ上れる鬱はハレルヤ
11
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