石川順一のお気に入りの歌一覧
恕道
男との関係性の曖昧さ 余白の美だと言い訳をする
15
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林林
生まれくる命と還りゆく命おなじ光に包まれる瞬間(とき)
32
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夕夏
ふるさとはただきぜんとしあるべきかわたしもいつかふるさとになる
7
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夢士
四季に咲く紅薔薇一つ秋の風来る春までと枝切り摘めむ
12
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藤久崇
君がため 千代を過ぐとも 恋歌の 今に絶えざる 故を知りけり
9
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恋葉
「ピイピイ」に「キュイキュイ」と返し「キイチイ」と叫べば高しふゆの晴空
4
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西村 由佳里
ろうそくの炎に指を近づける冬を迎える日に逆らって
2
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詠み人知らず
ぽーぽーと遠くで鳴るは烟突の燒き芋めがけ走つた夕暮れ
6
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伝出子
現実を否定するため幻想を浮かべ消し去る虚無な現実
5
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山崎ふゆ彦
駅を行く人の寂しさはいつまでもここにはいない人達だから
6
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たけくらべ
夜をさむみ君を待つ身の秋暮れは人肌忘る心地こそすれ
21
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桧漣
思い出の写真サクサク消せるのはデジタルだからか心変わりか
21
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桧漣
会社出て緑のストール身に纏う 大人になんてなりたくないの
8
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なしあめ
透徹と硬度を増していく空に罅を入れ往く木々の黒枝
1
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馬蝉
追い行けばやがて去り行く若子の背 思い返せば我と逃げ水
5
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コーヤ
吾に似た五百羅漢の像探し登れば苦も無く本堂に着く
18
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コーヤ
ここかしこ置かれた五百羅漢像会い見て歩めば心和みて
16
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絮谷新
窓に置く捧られたる薔薇透かし木枯らし揺らす紅葉の錦
18
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詠み人知らず
公園で錦の絨毯散歩して 金に輝く芋かじり附く
5
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桧漣
ポケットに一晩入れたままのカイロ忘れていたのに温くて「ごめん」
6
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