聴雨のお気に入りの歌一覧
まるたまる
ハチミツとルバーブのジャム美味しくて白パンに添え無心に食べる
9
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三沢左右
蜜蜂の飛ぶや踊るやリズムだち擬くダンスは揺蕩ふも張るも
10
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三沢左右
箒めき縷々と花散る小桜にしづけき夜辺のむかしを思ふ
12
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れい
洗い髪冷えてゆくなり真夜中に自分のためにコーヒーを飲む
7
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芳立
うつくしき驕りの青よ畏りつつ畏らで春に光り生ひゆけ
12
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浅草大将
そよ風も緑なす野にゆく春を惜しみあかねの夕陽たばしる
21
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浅草大将
見し花は遠に散りにし竜胆の萌ゆる若芽もゆかしきかなや
17
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山桃
春雨の旧かなづかひ若くして習はずあれば今か苦しき
8
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螢子
レース越しやわき陽を浴び淳ちゃんのデンドロ咲くや遅き春の日
9
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鹿男あほでよし
コンビニの温もりに抱きしめられて誰にも見せない泣き顔になる
3
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螢子
新緑の中に紅き葉ひろげいし猩々紅葉風に揺れをり
15
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螢子
やわらかき春の小雨に洗われて樹々初夏の装いとなり
13
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芳立
花の色は定めらるれば終はるゆゑにほひたゆたふ名にし咲くらむ
10
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悠々
恐ろしい速さの五月やつて來てぼくの目ン玉みどりに染めた
16
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芳立
わが宿の梅ぞ散りぬる橘の香にしのべとも君や言ふべき
10
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三沢左右
飼ひ猫の眼くぐりて歩きなば慣れたる町も異心地せん
18
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ころすけ
もし仮に男であったら惚れたろう 手をふり薄暮に帰りゆく友
13
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悠々
それぞれの思ひかさねて歩み來しこの道に咲く八重櫻かな
16
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十六夜
密やかに 誰にも告げず この恋をラナンキュラスの 花に隠して
5
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芳立
花咲けば手折るをりをり水茎にこころ織りつつつづる言の葉
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