恣翁のお気に入りの歌一覧
有為
自分にはなかったひたむきさを見たと錯覚ああ熱闘甲子園
4
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芳立
いつからかわらべ少なきひまはりの背丈くらぶるラジオ体操
11
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悠々
茶畑のつちくれとなるかたつむり・澄子われもやがては土にかへらむ・悠
22
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きりあ
黒色は様々な色を混ぜ合わせ出来ているから美しい色
9
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ほたる
ほの白きレモンの月に見透かされ苦し紛れの終電の夜
9
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源平
陽を受けてうなじに光る玉の汗さっと撫でゆく風の指先
5
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あそびくも
暮れてなほ行く雲の端に碇打ち今宵みちびけ天船の夢
21
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光源氏
我が戀は儚きものと思すらむぽとりと落つる線香花火
11
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こはぎ
雨音に重ねる君の囁きを耳に感じて独り寝の午後
5
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こはぎ
柔らかな産毛 誰にも触れさせぬ香り放ちつ君の桃肌
4
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山桃
あさつゆのいのちをかるとおもへばか身にからまるるうらみくずのは
10
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葵の助
嘘つけば怒るけどほんとうのこと言っても怒らずにいられない
2
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葵の助
飛行機にバッタに見えて子の目にはそれが洗濯バサミに見えない
5
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紫(ゆかり)
空色の 君は憧れ 待ってたの 飛ぶ日夢見る 籠の中から
3
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陽だまり
縁側でスイカの種を飛ばしっこ汁とぶ胸元はじける歓声
5
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陽だまり
瞼閉じ眞似して合はすもみじの手愛おしそうに線香搖れる
3
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銀
はるかなる子宮たぐりよせてゆく子の手で熱に変わるマンゴー
1
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そらの珊瑚
囚われの身もまた愉し君というカギをかけない籠の中にて
10
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笑能子
彼是の因を招きて苦心する欲しがる事とはそう言う煩悩
1
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ゆうくん
明け月の 甘き光りは 瑠璃色の 海に流れる 白き桃の実
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