恣翁のお気に入りの歌一覧
聴雨
雨落ちに天寿全うせし蝉の野辺の送りになづむ夕暮れ
9
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只野ハル
今月の通話履歴も病院と福祉関係、親ばかりだね
3
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只野ハル
思い出しひとり夕暮れ訪れたかわのほとりで読む君の歌
7
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まるたまる
大丈夫怖がらなくていいんだよ心の隙間はみんな持ってる
20
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光源氏
よをかさねしばし夢見の風の宿竹のうはばに秋をおぼゆる
8
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こはぎ
触れられた君の手の熱まだ残り淋しくはないと言い聞かせてる
5
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半格斎
すみ色の雲の端から赤みさし葉月の朝は明けてくるなり
13
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詠み人知らず
電話にて長話するわれと義母みつむる夫の顔のほころぶ
14
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ひとこそしらね
昼どきの休憩室に男らが目を伏せて聞くガールズトーク
3
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詠み人知らず
よみがえる命を見るのを楽しみに黄ヤローの葉の数今日も数える
7
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ゆうくん
風の色 変わる季節に 秋の蚊は か細き歌を 残し消え去り
4
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ゆうくん
明け空の 川底に咲く 月影は シロツメクサの 白き花びら
3
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平 美盛
白球を 汗と涙で 染めあげた 高校球児の 夏が終わった
3
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酒井景二朗
俺だけが心のせゐで寒き日もごく平凡に月は昇りぬ
3
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酒井景二朗
喜びがさうと思へぬ小ささで掌にあることの喜び
1
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N.Y
風呂あがり「暑い」と薄着であらわれて泳ぐ君の目釣ってしまおう
3
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N.Y
遣る瀬無い日々にたゆたう松のかげ かけがえのない日々の微睡み
5
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詠み人知らず
満天の星空なれど 病室で 明日手術の子は眠れずに
10
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葵の助
「誰なの?」と聞けば「ばあちゃ」と答えるが「この番号は使われてません」
2
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楓
琴線にふれる歌など私には詠めないんだとつくづく思う
7
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