恣翁のお気に入りの歌一覧
こはぎ
青空の彩に目眩み心だけ君の部屋まで駆け出している
2
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hana
秋雨に ジッと踏ん張る カマキリの 濡れた刃先に よく似たつま先
3
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ゆうくん
朝顔が 別れの雨に つぶやいた そのさよならは 音のない歌
3
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桧月
雨音に消されぬ鈴の音が蝉の泣き声ならば八月はまだ
3
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高島津 諦
強がりでバカな私は簡単に生きるの死ぬのと嘘をついてる
4
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向日葵
諦めてしまえば「終わり」片恋の記憶がよぎる子を望む日々
10
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ほたる
消しゴムを忘れたふりして君のこと上目遣いで見ればよかった
6
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ほたる
湧き上がる嫉妬の渦を飲み込んであなたのグラスにワインをそそぐ
11
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七色コイン
僕は知る 道化の素顔 涙でね 化粧落ちたら 綺麗なことを
18
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ふきのとう
とんとんと肩をたたきて耳元で吾を呼ぶ子のぬくもり伝ふ
10
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京
通勤路で釣りしてるひとの数かぞえとどまる元・少年少女たち
1
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みつば
ゾウさんの足の裏に見えてきた 踏み潰されそう 灰色の空
2
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たんぽぽすずめ。
二度三度水面を飛んだ小魚へ夜を待ち詫びた飛沫上がりぬ
14
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陽だまり
缺けた月ゐたはるやうに包み込む薄蒼き雲靜かたなびく
4
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たんぽぽすずめ。
返事待ち迎えた朝にまだ開くおしろい花の露ぞ悲しき
9
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四季野 遊
頬拭うその人となく目をやれば迎え別れの駅の哀しさ
6
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さる
よく冷へし野菜ジュースをわが孫と飲みつつ語る青春のこと
11
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わらこ
道綱母よりたぶん幸せな恋をしている自負はあります
2
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紫草
寝たきりの義母に届いたオレンジの 敬老の品 寿の文字
12
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聴雨
彼岸花ほの末枯るる野に出でて凛と紅さす秋のひと日に
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