滝川昌之のお気に入りの歌一覧
日置鳩子
胸奥の水琴窟を響かせて夜明けの博多駅南二丁目
9
もっと見る
日置鳩子
一休のように最期は喚くのか崩れ落ちる刹那の線香
8
もっと見る
ななかまど
戦死した祖父への思い詠むノート母の残した涙が一つ
10
もっと見る
鰹鯨
二年後の「バイバイ」のあとのコンビニの遠い夕陽へ滲む秋風
8
もっと見る
関山里桜
朝日だに届かぬ美術室の隅 やっと交はしし軽き口づけ
7
もっと見る
横井 信
ドアを開け ドンと一歩を 踏み出せば 澄んだ空気に ほころぶ笑顔
13
もっと見る
横井 信
天高く ちぎれた雲が グルグルと 鳥のさえずり 伴奏にして
10
もっと見る
千映
少しずつ東北の味になってきた長き経歴嘘はつかない
17
もっと見る
へし切
秋風の身に寒ければ 夢一夜 去りにしひとを思い寝にして
26
もっと見る
内藤芽亞
朝早く庭に敷かれた薄雪にどうやら猫が穴開けたよう
8
もっと見る
とはと
同衾の果てにからから鳴る胸に立てる爪先加えず漁り
8
もっと見る
内藤芽亞
休日の私の予定を秋雨が洗い流してただの人にす
9
もっと見る
行中納言中将知師
ゆく川に流れ歸らぬ山櫻 たれに傳へめみだれ戀こそ
4
もっと見る
行中納言中将知師
新しき戀にふければ袖濡るる 往にし人をばあへて知るまじ
5
もっと見る
行中納言中将知師
春の水やがて海にし入れども 志こそ叶ひかたけれ
3
もっと見る
明星
雨上がりのほんのいつとき散歩すアオサギの立つ田にゑさのあるや
9
もっと見る
サヤ
帰省する度に変わっている街の駅前にできたスターバックス
16
もっと見る
夕夏
ものごとはきづかないからきづけないじかくもなくてかなえもされず
5
もっと見る
九條千鶴
遠くから響く太鼓にとけていく弟あやす姉の鼻歌
10
もっと見る
こぐまじゅんこ
いろいろな人に支えてもらいつつ一日一日歩んでいきます
7
もっと見る
[1]
<<
2203
|
2204
|
2205
|
2206
|
2207
|
2208
|
2209
|
2210
|
2211
|
2212
|
2213
>>
[2894]