灰色猫のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
容量の異なる金の砂時計人は死ぬもの生ものだもの
4
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詠み人知らず
今日もまたひとに優しくできたこと目覚める為の力となりて
7
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詠み人知らず
山法師まるまる紅き実を抱え瞳きらきら微笑み返す
6
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詠み人知らず
大人びたコリウスの葉に諭されて裾を正すはおてんば娘
5
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河のほとり
ほととぎすはるかに聞きし一声にまたもの思ふゆふぐれの空
13
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朔夜
頭痛薬二錠のんでもやわらがぬ君の寝息のひびく夏の夜
5
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黒
とりあえず元気に楽しくやれてます 夢見た生活まではそこそこ
6
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千映
信楽のたぬきの置物鬼灯をリボンの如く夫飾りぬ
12
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士心
他愛無いただの言葉が選べない すべてに意味が孕む気がして
10
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みやこうまし
妻逝きて引き出しの中空っぽに カタカタという音の悲しき
19
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千映
意味もなく大型スーパーバスで行く敬老パスで運動がてらに
11
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中野美雄
蝉鳴きしきり百日紅燃え 老い母を 訪ふ癌病棟へ電車を待てり
7
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石川順一
朝からの雷雨が詩作を促して約束反故は少し忘れる
16
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滝川昌之
下の名を呼ばれた気がして振り向いて仏間に落ちた鬼灯ひろう
23
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千映
コメントの出来ぬコメンテーター多すぎる使うテレビの局の貧しさ
13
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抽信抄
遺棄するを解散すると言い換えり敗けを終わりと言うに違わず
4
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抽信抄
基地戦跡若きガイドの説く言葉色出さずして色は透けたり
5
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詠み人知らず
冷夏なら溶けることなくチョコレート棘の取れたる遺影の前に
4
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紫草
悲しみはかなしみのままそばにおき風化にまかすは難儀なことぞ
17
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詠み人知らず
ライオンと違って群れない虎様の御蔭で楽しい再登録でした
6
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