灰色猫のお気に入りの歌一覧
中野美雄
姥百合の弥ましろにぞ咲きつぎて 母の庭べや輝きわたる
10
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秋日好
赤紫青紫のクレマチス宗旦槿が共に咲く月
14
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大野 冨士子
水塊に潜む魚群の強かさ投網も針も避けつつ進む
33
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詠み人知らず
ほんのりと紅を掃きたる唇は ぷっくりとして柔らにあんめり
10
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詠み人知らず
戦友と言ふべき 母を失いて 初めて見せし 男の涙
19
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詠み人知らず
カナブンは翠の艶で人気者 誰にモテるや ドウガネブイブイ
9
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詠み人知らず
足の裏 拭けば刺されず済むらしい ならば今後も拭かないままで
7
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詠み人知らず
花の色は うつりゆけるも 経るごとに 深き艶こそ 中ゆ匂はめ
21
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び わ
新しいギターてにして弾いている弦を飛びだしポロンとかたる
7
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林林
消えないであなたの心の灯よたとえ嵐が吹き荒めども
28
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Chico
すももももももふともももくだものだものすもももももも ふと ももつくし
22
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Chico
知らせたる蟲のかたちは判らねど 我が膝碎く母の喚ぶ声
23
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河のほとり
いにしへを思へば庭の松陰にそよと答ふる風のすずしさ
16
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中野美雄
何もわからぬようになること その恐怖 弟よ君を助けられない
10
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抽信抄
諍いし息子車で連れ出せり星がきれいとつぶやくを聞く
8
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石川順一
ドーターが盛んにトイレを要求す母も盛んに言葉にして居る
12
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河のほとり
いかならむ雲の彼方に日数ふる深山の里の絶えぬながめは
13
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林林
映画曲「一人で頑張らないで」とう歌詞が胸へと沁みて明日は
23
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ながさき
過酷なる 風雨に耐へて 二千年 命をつなぎ 岩盤に立つ
31
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恣翁
「ありやまあ」 鯔も鰆も 風吹けば 「出でよ」の素懐 忘れなましを
12
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