恣翁のお気に入りの歌一覧
みやこうまし
寂しさの泌みくる夜は音なしのテレビ点けつつ折々の歌
11
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たんぽぽすずめ。
世の中の鏡のような秋空の表情がまた変わったよほら
11
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蒼井 月子
痛いような決意が背中押す朝に「きっぱりと」という名前をつけよう
8
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くりくりまろん
ホームにて蹲るのは撮り鉄か 鋭く迫る鉄機軋めり
2
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蕗子
病すすみテレビを断った病室のラジオは見知らぬ島の気圧告ぐ
5
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今村りいこ
めちゃくちゃに乱れたベッドもう忘れ襟を正して別人の顔
8
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今村りいこ
膝下の秋色スカートひらひらとショートブーツに浮かれて揺れる
3
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山桃
まだ秋はわがものならぬにぎはいのとほくのぞめる紅葉坂道
11
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たんぽぽすずめ。
金曜の夜にテレビを消し歌う私も所詮 孤独なのです
23
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くりくりまろん
漫然と生きる心地はやや重く温めの泥に身を浸すごと
5
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みやこうまし
あぜ道の赤きしるべや万寿沙華比叡降れば大原示す
14
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葵の助
一人称「こーちゃん」だったのに「僕」をすっ飛ばし「おれ」になった九月
12
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三木代ちょう
君が言う日々の言葉を書き留めて披露宴では何を言おうか
3
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葵の助
友達がいじめる給食やだ全部嘘ほんとうはママが恋しい
4
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せいか
ふと風に金木犀の香りして会えなくなって一年と知る
30
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たんぽぽすずめ。
沸き上がる今を詠まねば両の目も心も秋が包んでしまふ
24
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まがね
星空を見に行くためにアクセルを踏んで都会を後にする夜
4
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まるえふ
歌詠みの真似事始め早や五月千輪の花ただ有り難く
10
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三木代ちょう
買ったばかりのコートが重いと甘えた人の二児を抱える腕頼もしき
5
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三木代ちょう
胸にもたれ静かにうたた寝る君の髪の匂いを嗅げば愛おし
10
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