滝川昌之のお気に入りの歌一覧
とはと
一つずつ被せ大小傘を置きたつたつ歌うしゃがむ子誘う
6
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源家末裔
物を投げ通路を通る我々にわざと投げつけ警備員たち
8
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ももンが
秋雨がプールに落とした新宿を泳いで突っ切る魚の笑い
5
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夢士
寒やさむ気温下がりて神無月夕餉の膳はおでん燗酒
14
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内藤芽亞
バニラアイス食べた後の木べら噛みそこはかとない甘さに寄り添う
7
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サヤ
丁寧にマントをたたむ いつまでもピーターパンじゃいられないから
13
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内藤芽亞
へたくそな絵をホワイトボードに描き指で消してるそんな放課後
5
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内藤芽亞
霧雨が校門から出た私の手無数に刺すの私は針刺し
6
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こぐまじゅんこ
初物の柿をほおばりはるくんと東に向かってあははと笑う
7
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花艾
喉鳴らし イドに従い 蝌蚪達を 統べるあいつは カエルの王様
4
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詠み人知らず
真暗な窓に灯ともし私の影うつれば闇夜の一つ目みたい
9
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詠み人知らず
傘おもく帰り着いても独り身はドア開けスヰッチオン唯それだけ
10
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詠み人知らず
傘ななめ避け合ふマナァ知らぬ人の方が多い気がする
6
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詠み人知らず
雨風よ誰でもメリィポピンズに化けやしない傘うらがへり
7
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詠み人知らず
水面うくゴムヨォヨォか大通り濡れて行き交ふカラフルな傘
9
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Akko
白菊の臓府のような咳の出葛根湯に 頼りたくなる
5
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明星
陽が出てきたずつと雨だつたこの瞬間心彈むや氣持ちもかろく
7
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ふじこ
歌は風 文字の羅列は掴めなく 気づいた人の胸に留まる
18
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秋日好
膝抱く子猿を抱える姉猿に兄猿爺猿みんないるから
14
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inosann
外回りの職ながく就き退きし後も気になる 秋の長雨
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