新座の迷い人のお気に入りの歌一覧
灰色猫
くだらない僕らが過ごした十代を忘れぬように傷つけあおう
14
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灰色猫
ぼくの手があなたにとって武器でないことを信じてさしのべるから
17
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灰色猫
嘘のない瞳で嘘を暴いてねふたりが優しくなれますように
17
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へし切
春の夜のしぐれて安き鼻ごころあしたに霞む吾が眼かな
20
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横井 信
雨あがりそっと始まる三月にハクセキレイはささやき踊る
15
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滝川昌之
講堂はクライマックス「いざさらば」恩師称える惜別の歌
17
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灰色猫
一行詩くもり硝子に綴りゆく指だけが知る闇のよろこび
21
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露草
子を殺め親を殺める日本見ていかに思うやアインシュタイン
7
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横井 信
明け方に水しぶきあげ走り去るタイヤの音に冷たさ残る
12
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滝川昌之
春雨に産毛濡らして「母子草」実子殺める人の世憂い
22
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灰色猫
誰しもが時の流れを泳ぐもの山女魚のごとく清くありたし
21
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滝川昌之
浅き春もう冷め切らぬ湯たんぽの残り湯ほどの朝の温みよ
24
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詠み人知らず
在りし日の君丹精のてっせんの藍むらさきに初夏の雨降る
30
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灰色猫
焼き肉は肉が美味いというよりもタレが全てを決めているのだ
16
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クロネコ
間見えては 添い遂げたけりと 願えども 想い合えれば 思い足るや今や
10
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へし切
老けたねと煙の向こうで妻が笑むロマンスグレーは男の年輪
17
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詠み人知らず
瀬戸の海漕ぎ出す釣り舟ゆらゆらとみなみ風吹く春はあけぼの
16
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夢士
寒き春道広くして大き空花の彩なく鳥の声なし
14
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横井 信
ひとつずつ集中してくその裏で崩れ出してる小さなルール
13
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横井 信
如月の花を求めて町ゆけばつぼみの上に弾けるひかり
12
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