紫水大夫のお気に入りの歌一覧
櫻日 誠
「一番」が少なくなるこの歳でそれでもあなたが「一番」優しい
5
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薫智
歌を詠むことで軌跡を残してる日記のように心留め置く
22
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水島寒月
仰ぎ見て晴れ渡るそら我が胸に映してひと日生きゆかんとす
5
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やねうらねこ
匂ひたつ魂の灯をともしつつ百年そこに博多人形
9
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粕春大君
竹藪の華鬘と見るは細蟹の網に捉らはれし露の錦か
25
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加祢
もと木より色鮮やかにかへで舞ひ幾重にも敷きつむ織る錦
25
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詠み人知らず
土砂降りの中旅立った友がきの口癖ひとつナルヨウニナル
10
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芳立
黒雲の白へ蒼へとさかひなき空を切り裂くつばくらめかな
12
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ふきのとう
「おばちゃん」 なつかしさに声かける我思い出せず笑って手をふる
11
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聴雨
ひとむらの五月雨あがり天駈けるひとつの命送るかなしみ
18
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綿花
ごめんねとありがとうねをやわらかく煎じたお茶を君に差し出す
10
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綿花
つま先がピンとするまで愛されて私は君の形のシーツ
7
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詠み人知らず
青空と黄昏の間に挟まれて出でる星たち立ち竦んでをり
10
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詠み人知らず
雲走る森の夕立止みし折われとばかりに蝉の鳴き声
8
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キタハラ
少女らの黒いローファーきらきらとまだ悲しみは知らなくて良い
31
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薫智
四才と指を三本出す君は微笑ましいがいくつなんだい
39
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芳立
千々の星ちれる浴衣の濡れ髪にさめぬ真砂と潮の香ぞたつ
15
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恣翁
醉ひて臥し 比叡の山に 中天の 月かかる迄 眺めけるかな
33
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まるたまる
華やかな柄模様など無いけれど祖母の形見のしじらの浴衣
16
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日向ひな
食い込んだ指輪は愛の長さではなくて油断の象徴ですよ
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