みやこうましのお気に入りの歌一覧
へし切
老いぬれば身は浮草の水まかせ憂き世の川に漂ひ流れ
31
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コーヤ
そっと 耳 澄ましてみれば風に乗り小川奏でるうたの音きこゆ
25
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詠み人知らず
適量の不幸を抱え暮らすのは 視点次第で 仕合わせらしい
31
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コタロー
揚羽蝶リズムに乘つて舞ひ踊る初夏の蒼空今日も眩しい
15
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詠み人知らず
見つむれば 漆黒の瞳の奥深く 揺るる理性の欠片 映れり
27
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秋日好
遠路より二組の弟夫婦来て病棟歩き談笑した父
22
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へし切
民草の望む心に思いなくおごれる者の久しきはなし
33
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へし切
安倍川の流れは猛くあらぶれど野には堰なく為す術もなし
28
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只野ハル
梅雨なのに今日も晴天紫陽花は皐月のあとに不安気に咲く
26
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灰色猫
眠りという静かな別れ寂しくて母の寝言に言葉を返す
28
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コタロー
日沒を知らぬが如く農婦らの麥藁帽子微かに動く
15
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へし切
梅雨入れば目には紫陽花あやめ草 君と眺めたあの夏空の下
23
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滝川昌之
葉洩れ日に癒されスウッと微睡めば君の日傘にいる夢をみる
30
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コーヤ
雨ごとに 鮮やかに青 変化して 笑み続けてる 紫陽花のはな
22
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コタロー
展望臺空の碧さに吸ひ込まれ豆粒程の子等の歡聲
13
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コタロー
庭園の小さな池を泳ぐ鯉小さな魚を從へながら
8
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コタロー
母が子に慣れぬバットでボール打つ慣れぬグローブ笑顏の二人
37
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灰色猫
朝靄の湖畔でトップウォーターのルアーの波紋が消えるのを待つ
19
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へし切
くれなゐに燃えなば燃えねひとさかり末摘花の身にはあれども
29
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コーヤ
万葉の和歌の臨書を書きゆけば平安人の心伝わり
20
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