恣翁のお気に入りの歌一覧
ほたる
一本の煙草が尽きる時間だけ君の孤独を見つめている秋
25
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紫乃
どうしても左右にはねる寝癖さえひよこの逆毛のように愛しい
6
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たんぽぽすずめ。
茹でてなを閉じた浅利が煮え切らぬ恋をするなと囁く夕べ
16
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西村 由佳里
見上げれば 空にオリオン またたいて 冬が来るよと ささやいてくる
7
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まるえふ
今更に育った家庭は恨まない俺もええ歳それ位解る
10
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紫草
今日もまたなじみの寢顏口あけて 指先動き頬つまみみる
5
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紫草
月宿るさみしき夜の繰り言は 悟り顏した猫に聞かせて
18
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薫智
「あっタチだ」同窓会も変わらずに呼ばれるあだ名くすぐったくて
4
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薫智
高校の頃のあだ名で詠んでいる当時の想いすくえるように
5
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せいか
またいつか大きな災害襲い来て似非識者どもは語るのだろう
3
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詠み人知らず
腹が鳴るしっかり食べたはずなのに食欲の秋憂いに勝る
6
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詠み人知らず
両腕で包めば静かになる寝息 きみの額にくちづけている
2
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阿茅子
メイドインフランスの香水を手首につける十七の春
2
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芳立
やすらけきまどろみの中けやき葉の冬に先立ち散れる日だまり
21
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ほたる
歌会にてピンクのブラウス似合う人 九十過ぎて愛らしき人
10
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せいか
執着と絶望感と忘却を過ぎ来て今年三度目の秋
7
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鹿男あほでよし
大人とは 大きなものにしたがっていられる人 という意味でしょう
4
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葵の助
えーマジであたしホントに出来んのとベッド結婚出産の度
5
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詠み人知らず
こんな夜はおでん日和と洒落込んで湯気の向こうの笑顔が温い
3
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さる
わが庭にふじばかま咲く凛として紅葉のなか紫紅色して
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