聴雨のお気に入りの歌一覧
加祢
心音のやさしき響きこだませるつながりし和に耳かたふけば
17
もっと見る
光源氏
まどろみの深山の霞むなしけりめづるうちこそ物を思ひし
9
もっと見る
三沢左右
五色立ついらかの滝を呑み込みて火立ち昇れる龍となりなむ
22
もっと見る
浅草大将
風に聞くおぼろ月夜のこの宵は雲のあなたに春をしのばむ
13
もっと見る
浅草大将
暇なく過ごしし春もくれはとり菖蒲日ごとに伸ぶるこの頃
10
もっと見る
光源氏
夏草のしげし思ひはかりそめの過ぎて乱るるやすらひの戀
22
もっと見る
水葉
やわらかな光降りたる朧月雨音聴きつ姿浮かべる
6
もっと見る
恣翁
花水木 濡れてぞ彩を 深めける 通り過ぎゆく あたたかな雨
35
もっと見る
佐々一竹
空色の鞄に時刻表と夢詰めたらあした旅が始まる
6
もっと見る
リンダ
この世では幾多の人が伸びやかに暴虎憑河の立志あるかや
9
もっと見る
リンダ
胸深く揺さぶるように朧月かどを曲がれど姿かくさず
8
もっと見る
勿忘草
肩落とし流るる涙とめどなく、想いがつきる心が枯れる
6
もっと見る
浅草大将
春惜しみ花のあとより散る花は霞にまがふ八重のやまぶき
15
もっと見る
悠々
ひとひとり殺めし夜のはるあらし明日はわがみに吹かぬものかは
23
もっと見る
悠々
汝が身より溢れし罪ぞにほひたつ祈らばぬぐひ水に流さむ
17
もっと見る
ころすけ
さくらさくら咲いては瞳の奥で散り かすみの道に花吹雪舞う
10
もっと見る
まるたまる
昨夜より仕込みしチキンカレー煮るなにか足りない君が足りない
20
もっと見る
山桃
若き葉の命耀ふ永き日に咲かぬ桜をひともと伐りぬ
12
もっと見る
芳立
春の雨しづかに降れよ去る人を思ふよすがに香をだに残せ
26
もっと見る
羽
ささやかな人生の岐路に立つきみと吹かれた風は銀河のにおい
10
もっと見る
[1]
<<
213
|
214
|
215
|
216
|
217
|
218
|
219
|
220
|
221
|
222
|
223
>>
[232]