恣翁のお気に入りの歌一覧
詩月恵
お祭りの朝の台所 押し寿司とえびす寒天つくる母の手
7
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三嶋
黒髪に櫛を滑らすきみの手とにやりと笑う月は真白く
5
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紫野
テキストをそのままなぞるかのように君はいつでも真面目なセックス
8
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トーヤ
下手くそなまんのう遣いで見つけ出す秋の味覚と土の匂いを
5
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聴雨
穴が開くハンコ押される角折れる切符の様ねわが人生も
10
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みやた〜
雨雲をうつして黒い海面に触れてはすぐに飛立つかもめ
8
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芳立
しぐるれば音なく冷ゆる誰が胸も染まらぬ街を秋は去ぬめり
13
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七色コイン
紅葉を杯に浮かべて飲む酒は旨くてきみに一献をやる
10
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西村 由佳里
埋もれゆく 人ごみの中 見上げれば 透き通るほど 青い大空
6
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只野ハル
診察の一時間前待合のソファーに母と並んで座る
4
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七色コイン
ハラハラと舞う雪になりきみの髪 飾ってやろう 濡らしてやろう
9
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由良
高々と伸びて空を刺したから滴る青に染まるビル群
6
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さささささ
嫌なのは歳をとることではなくて祝ってくれる予定が無いこと
3
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光源氏
欲心を起こしてたぐふ徒の花待つほどもなく風に吹き散る
8
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悠々
海風に混じりて聞こゆ絶え間なき子ら呼ぶ聲よ親呼ぶ聲よ
19
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煌
意味もなくスプーンで混ぜるクリームとチョコは私の胸中を語る
2
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紫草
女子とは心優しく愛らしく 覺悟決まれば實に恐ろしく
11
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紫草
秋の日の柔らかき陽を背にうけて 丸い背中 主人の鼻歌
5
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葵の助
「お大事に」だけじゃなくってのど飴をくれたりおでこ触ってよ、ねぇ
6
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葵の助
くしゃくしゃに髪撫でられてああ私こんな声してたんだと思う
4
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