恣翁のお気に入りの歌一覧
只野ハル
診察の一時間前待合のソファーに母と並んで座る
4
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七色コイン
ハラハラと舞う雪になりきみの髪 飾ってやろう 濡らしてやろう
9
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由良
高々と伸びて空を刺したから滴る青に染まるビル群
6
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さささささ
嫌なのは歳をとることではなくて祝ってくれる予定が無いこと
3
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光源氏
欲心を起こしてたぐふ徒の花待つほどもなく風に吹き散る
8
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悠々
海風に混じりて聞こゆ絶え間なき子ら呼ぶ聲よ親呼ぶ聲よ
19
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煌
意味もなくスプーンで混ぜるクリームとチョコは私の胸中を語る
2
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紫草
女子とは心優しく愛らしく 覺悟決まれば實に恐ろしく
11
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紫草
秋の日の柔らかき陽を背にうけて 丸い背中 主人の鼻歌
5
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葵の助
「お大事に」だけじゃなくってのど飴をくれたりおでこ触ってよ、ねぇ
6
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葵の助
くしゃくしゃに髪撫でられてああ私こんな声してたんだと思う
4
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詠み人知らず
他人事も掌収まる程度だけ「慈心」と名付け持ってゆきたい
4
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リンゴ
よき父の見本の様な 人でした。若すぎる死に 心乱れる
5
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麻倉ゆえ
誰がために我が手に余る心配を「慈悲」と名付けて抱かねばならぬ?
6
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煌
触れあった傘からぽたり雑踏を濡らした水のふるさとは空
5
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煌
吐く息が空へ昇らず落ちる頃友の国から降る天気雨
2
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西村 由佳里
お日様に 嬉しと笑みを 振りまいて 闇に憂いを 隠す半月
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山本克夫
いいのです鯨の歌はわかるひとわかるひとには聴こえていたら
7
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詠み人知らず
ブランコに ふわり降り立つ 紅き葉の 秋と冬との 狭間で揺れて
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たんぽぽすずめ。
幾度なく濯ぎて干せし雑巾の如く汚れる生き様で良し
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